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◆ 高齢出産とは?
女性が高齢になってから出産することをいいますが、もう少し専門的にいうと、ある程度の年齢になってから初めて子供を産む「高年初産(こうねんういざん)」のことをいいます。
1992年以前は、日本では、30歳以上の高年初産のことを高齢出産と呼んでいましたが、1992年以降は、35歳以上に引き上げられています。これは、まず第一に、女性の社会進出の増加にともなって、30歳以上で子供を産む人が増えてきたことと、WHOをはじめとした諸外国においては、35歳以上を高齢出産と呼ぶところが多いからです。
いまでは、子供を産むのは30代前半が最も多く、ちょっと前までの基準はまったく当てはまらなくなっています。
◆ 高齢出産のいいところと不安なところ
これはしばしばいわれることですが、ある程度年齢が上がってから子供を生む場合、女性(または夫である男性)は、精神的に余裕があることが多く、経済的にもゆとりを持っているでしょうから、子供を産み育てることに関しても、冷静かつ適切に向き合うことが出来るようです。
ところが、まだ若い場合では、やれもっと遊びたい、苦しいのはイヤ、というように自己中心的になりがちです。それが、ある程度の年齢になると、出産は初めてでも、それ以外のことに関しては、過去に様々な経験もあり、困難なことにも正面切って向かい合うことが出来るのかもしれません。
反面、生理的・肉体的に見ると、いくらかのリスクを抱えることもまた事実で、たとえば、ダウン症に代表される染色体異常の子供を産む確率が増えますし、流産や早産になりやすかったり、子宮筋腫や卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)といった婦人病を合併したりするケースも増えてきます。
◆ 高齢出産の心構え
いずれにしても、これから赤ちゃんを産もうという人は、「気持ちはおおらかに元気よく、しかし、内心、リスクについても正確な知識で身構える」、といった2段構えがいいのではないでしょうか。「大丈夫、平気、平気」と楽観的すぎるのもよくないし、「どうしよう、心配だ、やめたほうがいいのだろうか」などとくよくよしすぎるのもダメでしょう。
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