犬の出産:体温の変化

犬の出産が近づくと、体温に変化が現れます。

◆犬の平熱は、人間より高めで、おおよそ38度台をキープしています。これが、いざ出産まで24時間、といった頃になると、限りなく37.0度に近づいていきます。こうした体温の下降は、出産予定日の5日〜10日前ほどから毎日体温を測り続けることで、よりはっきりととらえることができます。

◆犬の体温は、通常、お尻に温度計を突っ込み、直腸の温度を測定します。犬が嫌がる場合は、内股のやわらかい部分にあてがって測定します。ただし、内股の温度は直腸の温度よりやや低めの値を示すので、その点を考慮した上で温度測定をしてください。

◆人間の場合も、たとえば、排卵日になると、必ず体温が落ちるとは限りません。犬にも個体差があり、出産間近に必ず体温の下降があるとは限りませんので、妊娠の兆候を示すその他の要素を加味しつつ、体温測定を行ってください。実際のところ、多くの犬の出産に立ち会っているブリーダーの中には、体温がまったく落ちずに出産を迎えた、という経験者もいます。


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